【企業選びの軸】「成長したい」と言ってしまうのは危険かもしれないという話

rukawa

BtoBのメーカーに勤めています。就活では企業研究に100時間ほどかけたので、その経験をもとに隠れ優良企業や就活に役立つ情報を紹介しています。 YouTubeで動画投稿もしているので、よかったら見てみてくださいね。

本記事の流れ


就活をしていると、

「成長したいという企業選びの軸でもよいのか?」

「どのように企業選びの軸を作ればよいか?」

と思うことがあるかもしれません。



そこで、この記事では、

「成長したいという企業選びの軸が危険な理由」

「成長したいという軸を使うときのコツ」


を紹介します。




企業選びの軸で「成長したいです」と言ってしまうのが危険な理由


なぜ危険なのかというと、面接官に、
「自分の成長が第一なのか」
と思われてしまうからです。


面接官は自社に貢献してくれる学生が欲しいと考えているので、「成長したい」と言ってしまうと的外れになってしまいます。
また、どの会社で働いたとしても必ず成長することができます。成長できる度合いに差はあっても、大差はないはずです。


そのため、単純に「成長したいです」と言ってしまうと、面接官に「うちじゃなくてもよくない?」と思われてしまいます。



ですが、成長したい+なぜ成長したいのか?という「理由」をセットで考えると、説得力のある軸にすることができます。




「成長したい」と言うときは、理由も伝えるべき


「成長したいです」という言葉とセットで、「なぜ成長したいのか?」という理由を伝えると面接官に納得してもらえます。


たとえば、

「私の企業選びの軸は成長できる環境で働くことです。理由は、早く成長することでいろいろな仕事を経験し、お客様の要望に丁寧に応えられるようになるからです。」

と言うと、説得力のある文になります。



このように、

「お客さんに何をもたらしたいか?」

「会社をどのようにしていきたいか?」


ということを伝えられると効果的です。
企業の事業内容や企業理念を参考にして考えてみましょう。




「成長したい理由」の例


ここでは、「成長したい理由」の例を紹介します。



お客さんに対して


・「要望に丁寧に応えたいから」

・「不安を取り除きたいから」

・「生活の質を上げたいから」

・「ちょっとした喜びを感じてもらいたいから」

・「新しい価値や気づきを提供したいから」

・「お客さんの笑顔が見たいから」

・「格差をなくしたいから」

・「不便なプロセスを効率化したいから」


などがあります。



会社に対して


・「会社の○○事業を発展させたいから」

・「海外展開を押し進めたいから」

・「財務管理を向上させたいから」

・「法令順守を高めたいから」

・「社員が働きやすい環境を作りたいから」


などがあります。




そのほかの企業選びの軸の決め方


成長したいという軸以外にも基準を決めておくと、説得力のある動機にすることができます。


個人的におすすめなのが、
「過去の経験で印象的だったことを思い出し、それを就活の軸につなげる」
というやり方です。


詳しい方法は「【簡単にできる】就活の軸の作り方」で紹介しています。




まとめ


今回は、「成長したい」という企業選びの軸が危険な理由や、「成長したい」という軸を使うときのコツを紹介しました。


成長したい+その理由をセットで考えると、説得力のある動機にすることができます。


成長したい理由を考えて、効果的な軸を考えましょう。


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rukawa

BtoBのメーカーに勤めています。就活では企業研究に100時間ほどかけたので、その経験をもとに隠れ優良企業や就活に役立つ情報を紹介しています。 YouTubeで動画投稿もしているので、よかったら見てみてくださいね。