本記事の流れ
就活をしていると、
「成長したいという企業選びの軸でもよいのか?」
「どのように企業選びの軸を作ればよいか?」
と思うことがあるかもしれません。
そこで、この記事では、
「成長したいという企業選びの軸が危険な理由」
「成長したいという軸を使うときのコツ」
を紹介します。
企業選びの軸で「成長したいです」と言ってしまうのが危険な理由
なぜ危険なのかというと、面接官に、
「自分の成長が第一なのか」
と思われてしまうからです。
面接官は自社に貢献してくれる学生が欲しいと考えているので、「成長したい」と言ってしまうと的外れになってしまいます。
また、どの会社で働いたとしても必ず成長することができます。成長できる度合いに差はあっても、大差はないはずです。
そのため、単純に「成長したいです」と言ってしまうと、面接官に「うちじゃなくてもよくない?」と思われてしまいます。
ですが、成長したい+なぜ成長したいのか?という「理由」をセットで考えると、説得力のある軸にすることができます。
「成長したい」と言うときは、理由も伝えるべき
「成長したいです」という言葉とセットで、「なぜ成長したいのか?」という理由を伝えると面接官に納得してもらえます。
たとえば、
「私の企業選びの軸は成長できる環境で働くことです。理由は、早く成長することでいろいろな仕事を経験し、お客様の要望に丁寧に応えられるようになるからです。」
と言うと、説得力のある文になります。
このように、
「お客さんに何をもたらしたいか?」や
「会社をどのようにしていきたいか?」
ということを伝えられると効果的です。
企業の事業内容や企業理念を参考にして考えてみましょう。
「成長したい理由」の例
ここでは、「成長したい理由」の例を紹介します。
お客さんに対して
・「要望に丁寧に応えたいから」
・「不安を取り除きたいから」
・「生活の質を上げたいから」
・「ちょっとした喜びを感じてもらいたいから」
・「新しい価値や気づきを提供したいから」
・「お客さんの笑顔が見たいから」
・「格差をなくしたいから」
・「不便なプロセスを効率化したいから」
などがあります。
会社に対して
・「会社の○○事業を発展させたいから」
・「海外展開を押し進めたいから」
・「財務管理を向上させたいから」
・「法令順守を高めたいから」
・「社員が働きやすい環境を作りたいから」
などがあります。
そのほかの企業選びの軸の決め方
成長したいという軸以外にも基準を決めておくと、説得力のある動機にすることができます。
個人的におすすめなのが、
「過去の経験で印象的だったことを思い出し、それを就活の軸につなげる」
というやり方です。
詳しい方法は「【簡単にできる】就活の軸の作り方」で紹介しています。
まとめ
今回は、「成長したい」という企業選びの軸が危険な理由や、「成長したい」という軸を使うときのコツを紹介しました。
成長したい+その理由をセットで考えると、説得力のある動機にすることができます。
成長したい理由を考えて、効果的な軸を考えましょう。