【マネるだけの勉強法】TOEIC800点を取るための効率的な勉強法【独学/最短で取得】

rukawa

BtoBのメーカーに勤めています。就活では企業研究に100時間ほどかけたので、その経験をもとに隠れ優良企業や就活に役立つ情報を紹介しています。 YouTubeで動画投稿もしているので、よかったら見てみてくださいね。

本記事の流れ


TOEICの点数を最短で上げたい方は多いと思います。

・文法はなんとなく分かる、一通り分かる

・長文が苦手、読むのが遅い

・現在500~600点台で、700点~800点台を目指そうと考えている


本記事では、上記の方が約3ヶ月でTOEIC800点を取るための勉強法を紹介します。
(筆者は870点を取得済みです)

以下のやり方を真似していただければ、700点はほぼ確実に取ることができます。
また、700点を飛び越えていきなり800点台を取ることも可能です。


大切なのは、

① やるべきことを知り、継続する
② 受験日の前日まで①を繰り返す

ということです。


当たり前のことかもしれませんが、この2つを行っていただければ、どなたでも800点を取ることができます。
以下に具体的な勉強法や勉強を継続するコツを紹介するので、参考にしてみてくださいね。




【マネるだけの勉強法】TOEIC 800点を取るための3つの勉強法


以下の3つの勉強法を反復&継続することで、現在のスコアが500~600点台の方もTOEIC 800点を取得することができます。

① 単語の暗記

② 長文の音読

③ リスニングのシャドーイング


①の「単語の暗記」により、TOEICに出てくる単語を暗記します。
単語の意味が分かるほど、長文を早く正確に読めるようになります。
(単語を見た回数が多いほど記憶に定着しやすくなります)


フラッシュカードアプリに単語と意味を書き入れ、何度も見ていると単語の意味がすぐに分かるようになります。



②の「長文の音読」により、速読を身に付けます。
目、口、耳を使って五感を刺激しながら、口を早く動かして読んでいきます。
音読の場合、黙読のときよりも読むスピードが落ちます。


ですが、音読を繰り返し行うことで読む速さ自体は早くなります。
そして、TOEICの長文を黙読してみると、音読時のスピードのリミッターが外れ驚くほど速く黙読できるようになっています。(ブレイクスルー)


そして、速読ができるようになると長文を読むのが楽しくなり、正答数が上がります。
正答数が上がると問題を解くのが楽しくなり、自然と勉強時間が増えます。


そして、勉強時間が増えると読むスピードがさらに上がり、より点数が上がります。(無双ループ)
この段階に入るころにはTOEICの試験で800点を取れるようになっています。



③の「リスニングのシャドーイング」により、リスニングの音声を最初から最後まで聞き取れるようにします。
シャドーイングとは、聞こえてきた音を追いかけるように話し、音を再現する勉強法です。


初めは音声に付いていくのに精一杯ですが、慣れてくると同時に発音できるようになります。
同じ音声を何度もシャドーイングすることで耳を英語に慣らしていきます。


何度も繰り返すことでリスニングの音声が鮮明に聞き取れるようになっていきます。




① 単語の暗記


単語帳の「金のフレーズ」をめくっていき、知っている単語に×印をつけます。
後半に行くほど意味が難しくなるので、×印はつかなくなると思います。


次に分からない単語をフラッシュカードアプリに入力します。
(「AnkiDroid」というアプリがおすすめです)
スマホアプリからでも単語を入力できますが、PC上のAnkiDroidから入力した方が早く打つことができます。
同期すればスマホアプリにも反映できるのでおすすめです。


単語帳を作成したら、何度も見て覚えていきます。
電車内やトイレ、食事中や信号で待っている時、TOEICの勉強を始める前のウォーミングアップの時に暗記するのがおすすめです。


暗記をするときのポイントは、1回で覚えようとしないことです。
単語を何度も見ることで「この単語見たことあるな→意味は確か○○だ」という状態から「単語を見た瞬間に意味が分かる」ようになっていきます。


また、何回見ても覚えられない単語についても、ひたすら見て覚えていきます。
個人的に紙に書いて覚えるやり方は効率が悪いと思っています。


紙に書いている間に、単語を5回見た方が記憶に残りやすいと思います。
(何度も見ていると、脳が「これは重要な内容だ」と認識し、脳に定着しやすくなります)




単語暗記の流れのイメージ


下記のステップで単語を覚えるのがおすすめです。

少し時間をかければ単語の意味を日本語で思い出せる

1~2秒見れば日本語で意味を思い出せる

見た瞬間に日本語の意味を思い出せる

見た瞬間に英語のままで意味が分かる(日本語に変換しなくても意味が分かる)


ぜひ頭の中に単語の意味のイメージが浮かぶようになるまで暗記しましょう。
(例:Dogを見た時に頭の中で「これは犬だな(日本語に変換せずに意味が分かる状態)」+「犬の姿が頭に思い浮かんでいる」という状態)


※単語を覚えるときは、単語を見た時に「意味を日本語で思い出せる状態」から「英語のまま意味を思い出せる(単語を見てそのまま意味が分かる)」という状態に持っていくことが目標です。


これは、長文を読むときの大切なポイントでもあります。
「英語を英語のまま理解する」という状態になれば、誰でも速読できるようになります。
どうしても覚えられない単語は何十回も見ていけば必ず覚えられます。




② 長文の音読


TOEICで800点を取るためには長文を速読し得点を伸ばす必要があります。
速読ができるようになるには長文を音読することが最も効率的です。


問題集の長文を何度も音読し英語を日本語に訳さず、英語の意味のままで理解できるようにしていきます。
この読み方ができるようになれば、リーディングでは400点以上取れるようになります。


目安は1つのテキストにつき20回ほど音読をすることです。
モチベーションの維持のために、ノートやエクセルに表を作り、1回読み終えるたびに印を付けていくのがおすすめです。


音読だと読むスピードに限界がありますが、黙読になればスピードのリミッターが外れるのでサクサク読めるようになります。


また、声に出すことで耳や目が刺激され、単語や英文の意味が頭に入りやすくなります。
そして、集中力も保ちやすくなります。


「同じ文章を何度も読んだら覚えてしまう」と思うかもしれませんが、文章を早く読めるようになれば、初見のものでも同じスピードで読むことができます。


ポイントは、ひたすら読み続けて、英語を日本語に訳さず、英語の意味のまま理解できるようになるまで読むことです。


音読を制すれば長文を高速で読めるようになります。




③ リスニングのシャドーイング


リスニングの音声を聞き、聞こえてきた音を追いかけるようにして声に出します。
音声を自分の言葉で再現していきます。


音声に合わせて発音できることに慣れてくると、リスニングの音が聞き取りやすくなります。


いずれの勉強方法も質より量が大切です。
英語に触れる時間が増えるほど英語脳になります。




そのほかに大切なこと


そのほかに、下記についても確認しておくと良いです。


◇800点を取るために何割解ければ良いかを知る(どれくらい捨てられるか確認する)
⇒単純計算で約20問は落とせるので、Part7などの長文は初めから捨てても良いかもしれません。


◇受験日を決める(2~3か月後がおすすめです)
⇒受験日を決めた方がゴールが明確になり勉強のモチベーションも上がります。
もしTOEIC IPテストを1か月後くらいに受けられるなら、力試し&慣れるために受けてみるとよいです。
また、試験日までに勉強できる時間を知り逆算で勉強することで、優先順位をつけて勉強できます。


◇勉強のモチベーションが保ちやすくなるツールを使う
⇒筆者が使ってみて良かったツール、方法を紹介します。

・みんチャレ
同じ目標を持った人が集まり、それぞれのゴールに向けて自己研鑽できるアプリです。
毎日自分が決めたことにチャレンジし、それに関する写真を投稿して習慣化を目指します。

同じ目標を持つメンバー同士で励まし合うことで、モチベーションを維持することができます。

筆者は「1日10時間以上勉強する」というチームに入っていました。
周りと競争しつつ励まし合うことで、勉強時間を確保することができました。


・スタディプラス
スタディプラスというアプリを使うと、アプリ上で勉強時間を記録することができます。
毎日勉強時間を記録することで可視化されるので、モチベーションを保ちやすくなります。


・ポモドーロテクニック
ポモドーロとはイタリア語で「トマト」のことで、ポモドーロテクニックの発明者がキッチンタイマーを使い勉強していたことに由来します。
ポモドーロテクニックでは「25分間勉強し、5分間休憩する」というサイクルに合わせて勉強していきます。
時間を程よく細分化することで集中力を維持しやすくなります。
結果的に長時間勉強も行いやすくなります。
サイクルの時間はほかにも「30分, 6分」「50分, 10分」「90分, 20分」のように調整可能なので、自分に合う時間を探してみてくださいね。


・abceed
abceedでは単語とリスニングの勉強ができます。
リスニングのPart1, 2の練習ができるのでおすすめです。

音声を倍速にして聞くことで耳を慣らすことができます。
こうすることで、本番のリスニングの音声がかなりゆっくりに聞こえるようになります。
(ちなみに、abceedは無料で使えます)


・ブックスタンド
ブックスタンドを使うことでテキストを持たなくて済むので、勉強に集中できます。特に音読をするときにおすすめです。
また、テキストを目と同じ高さに調整することで首や肩が疲れにくくなります。
筆者はamazonで買った透明なアクリル台の上にブックスタンドを乗せて使っていました。


・ロックボックス、もしくはスマホロックアプリ
タイマーが付いたボックスにスマホやゲームなどを入れておけば、指定した時間まで開けられなくなります。
半強制的ではありますが、スマホを使わずに済むのでおすすめです。
amazonで売っているので手軽に使えます。


また、スマホを指定した時間作動できなくするアプリもあるので、こちらも検討してみてくださいね。
筆者は休憩時間中は音楽を聴いたりボーとすることでスマホを使わないようにしていました。
休憩中にスマホを触ると集中力やモチベーションが下げると思うので、うまく遠ざけましょう。


・休憩時にYouTubeやブログなどでTOEICの勉強法や体験記を見る
先ほど休憩時間中はスマホを見ないべきと書きましたが、TOEICの勉強法や体験記を見るのであればよいと思います。
色々な情報が書かれているので参考になることが多く、気分転換にもなります。
また、体験記を読むことでモチベーションも高まります。


◇苦手なPartをなくす
苦手なPartをなくすことでTOEIC800点を取得しやすくなります。


よくあるのは、Part2のリスニングが早くて聞き取れない、Part3, 4で選択肢を先読みできない、Part5の文法問題を解くのに時間がかかる、Part7の文章を読むのに時間がかかる、などかと思います。


Part2については、Part2に特化した参考書を使うのがおすすめです。
筆者も活用し、Part2への苦手意識を減らすことができました。


Part3, 4に関しては「選択肢を速読できるように音読を繰り返すこと(大体の意味が分かるようにする)」と「シャドーイング、2倍速でのリスニング」により慣れることができます。


ちなみに、Part7の文章が早く読めるようになるとPart3, 4の選択肢も早く読めるようになります。
そのために、音読を繰り返すことも大切です。


また、仮に選択肢を全文読めなくても、単語の意味だけでも分かれば問題は解けます。
徐々に読める範囲を広げていきましょう。


Part5の文法問題は「問題集に出てきて間違えた文法を覚える」「文法問題1000(TEX加藤さん監修)を解く」ことで慣れることができます。
何度も解いていると同じパターンの問題に出会うようになるので、一つずつ覚え、解けるようにしていくのがおすすめです。


Part7の長文は「1つの問題集を20回音読する」ことで誰でも早く読めるようになります。
黙読よりも音読の方が効果的です。
音読で早く読めるようになれば黙読で読むときはさらに早く読めるようになります。


早く読めるようになっていく感覚は日々実感することができます。
その状態に少しでも早く到達できるよう、コツコツと音読してみてください。


◇時間を決めて解く
⇒本番と同じ時間で解くことで試験の時間になれることができます。
また、時間を決めておくことで勉強に集中して取り組めます。


◇「トリプルパッセージの問題は捨てる」など、戦略を立てる
⇒もしリーディングの問題が解き終わらないという場合は、難問を捨てるというのもありです。
それ以外の問題で得点を重ねれば800点に到達することはできます。




【参考】筆者がやってみた勉強法、一般的な英語の勉強法


筆者がやってみた勉強法、一般的な勉強法を紹介します。
人によってそれぞれ合う・合わないがあると思いますが、よろしければ参考にしてみてください。


・単語を紙に書いて暗記する

メリット:
手と目を使うので記憶に残りやすい
見て覚えるだけよりも脳が活性化され集中力が続きやすい

デメリット:
時間がかかる
体力を使う


・頭の中で英語を声に出さずに読む(脳内ディクテーションをしない)

メリット:
英語を頭の中で発音しないため高速で読める

デメリット:
習得するのに時間がかかる
そもそも英文を脳内で発音しながらも高速で読めて初めて習得のために練習を始められる
練習しても結果的に速読できるようになるか分からない
単語の意味をほぼ理解し英語のまま意味が分からないと読めない
(TOEIC満点の方も脳内でディクテーションしているとおっしゃっていました)


・英語のニュースアプリで勉強する

メリット:
気分転換になる
ポリグロッツを使えば自動的に文章が流れていくので読むスピードを上げる練習になる
リーディングの練習になる

デメリット:
TOEICに関係ない単語も多いため試験に活かし切れない


・英語のリスニングアプリを聞く(Hapa英会話など)

メリット:
リスニングの練習になる
気分転換になる

デメリット:
TOEICに関係ない単語や文章が多いので試験に活かし切れない


・問題集をたくさん買い勉強する

メリット:
いろいろなパターンの問題を解くことができる
知らない単語や問題を知りマスターできる
1つのテキストを使うよりも飽きにくく勉強を続けやすい

デメリット:
それぞれの問題集の勉強がおろそかになりがち
テキスト代がかかる
テキストによっては本番の試験に出ない問題や必要のないことまで書かれているものがある




まとめ


① 単語の暗記、② 長文の音読③ リスニングのシャドーイングの3つの勉強法を継続することで、TOEIC800点に到達することができます。
英語に触れる時間が長いほど英語脳に近づけるので、ぜひ少しずつ取り組んでいきましょう。







  • この記事を書いた人

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BtoBのメーカーに勤めています。就活では企業研究に100時間ほどかけたので、その経験をもとに隠れ優良企業や就活に役立つ情報を紹介しています。 YouTubeで動画投稿もしているので、よかったら見てみてくださいね。