本記事の流れ
就活をしていると、
「何が正解かわからなくて不安…」
「将来できれば働きたくない」
と思うことがあるかもしれません。
そこで、この記事では、
「不安を感じることのメリット」や
「働くことの意味」
について紹介します。
不安を感じることのメリット
成長できるきっかけになる
不安を感じたときに、不安の原因を考えて解消することができれば、成長することができます。
つまり、壁を乗り越えることで成功体験を積むことができるということです。
「不安を感じて心が重い…」と思うかもしれませんが、不安は成長のきっかけになるので、
「おっ、今不安を感じているな。でも、原因を見つけて解決してしまえば成長できるぞ。」と思うようにすると気持ちが楽になるはずです。
不安の原因を考えてみる
不安を感じる原因は主に5つあります。
1. 何が正解かわからない
就活は正解がわからない作業を繰り返していく必要があります。
しかも、ネットには無数の情報が書かれているので、どれを参考にしたらよいかわからないと思います。
ですが、不安の原因を考えてみると、
「就活は正解が決まっていないこと」
「情報がありすぎて何をすればいいのかがわからないこと」
がほとんどだと思います。
2. 毎日同じようなことをしていて進んでいる気がしない
就活では自己分析や企業分析を繰り返さなければなりません。
そのため、1週間もやっていると飽きてくると思います。
そしてモチベーションがなくなり、なんとなく不安を感じるかもしれません。
おそらく、やる気が下がりなんとなく不安を感じる原因は、「毎日同じようなことを続けなければならない」ということにあると思います。
3. ガクチカや自己PRがしょぼい
ガクチカや自己PRの内容がしょぼいと悩んでいる人は多いと思います。
筆者もしばらく悩んでいたことがあります。
確かに、「アルバイトやサークルだと差別化できない…」と思ってしまうのは仕方がないです。
ですが、面接官は「エピソードの内容を気にしていない」というのが事実なので、エピソードがしょぼくても問題ないということに、いち早く気づくことが大切です。
4. 不況のせいで、自分が行きたい企業に行けるかどうかわからない
21卒の就活がスタートしたと同時にコロナショックが起こりました。
筆者もダイレクトに影響を受け、説明会や面接のほとんどがWebになってしまいました。
さらに、採用人数の縮小もあり、今後もしばらくは採用枠が少ないままかもしれません。
こういう状況だと、「行きたい企業に行けないかも」と不安になると思います。
原因は明らかで、「不況のせい」だということになります。
5. そもそも行きたい企業がない
普通に大学生活を過ごしてきて急に就活をするとなると、「行きたい企業が見つからない」と思ってしまうかもしれません。
大学の勉強が仕事に結びつかないということも問題だと思います。
そのため、不安を感じる原因には「行きたい企業がない」というシンプルなものもあるはずです。
6. そもそも働きたくない
「行きたい企業がない」ということと似ていますが、「将来は働きたくない。お金だけ手に入れられればそれでいい。」と思う方も多いと思います。
実際、新入社員を対象にしたアンケートでも、「ワークライフバランスを充実させたい」と思う人の割合が最近は高まっています。
働くよりもプライベートを充実させたいという考えが広がっていますね。
ですが、「働かなければ生きていけない」という思いもあるはずなので、不安も感じると思います。
「働きたくないけど働かないといけない…」という葛藤は不安を感じる大きな原因だと思います。
不安を解消して成長する
この章では、上の6つの不安を解消する方法を紹介します。
1. 情報源を絞る
就活で正解がわからないのは「ネットに情報がありすぎる」ということが原因の1つです。
そこで皆さんにおすすめなのが「1~3つの信頼できるサイト(ブログ)に絞って情報を集める」という方法です。
シンプルですが、情報源を絞ることで混乱せずに済みます。
2. 簡単な目標を持てれば毎日の作業が嫌じゃなくなる
就活には正解がありませんが、
「目標(目安)」を持つことで解決できます。
たとえば、「ほかの就活生が知らない優良企業を見つける」や「面接で質問されそうなことには答えられるようにする」「筆記試験の参考書を最低2周はする」などです。
具体的に決めると目標ができるので、モチベーションを維持することができます。
以下に皆さんにおすすめしたい目標の一覧を書いておくので、参考にしてみてください。
・適性検査の勉強は1日1時間やる
・1週間のうち1日(半日)は休憩の日を作る
・志望動機を作るときは先輩のESを参考にして「文章の構造」を真似する
3. エピソードはしょぼくても大丈夫
皆さんに伝えたいことは「エピソードはしょぼくても全く問題ない」ということです。
その理由は、面接官はエピソードのインパクトではなく、学生の人柄を見ているからです。
最終的には「一緒に働きたいかどうか?」で採用するorしないということを決めています。
そのため、自分の人柄を正確に伝えられるかが最も大事になります。
たとえエピソードに自信がなくても全く問題ありません。
「エピソードは何でもいい。人柄をしっかり伝えることが大切だ。」ということに気づくことができれば、就活が順調に進んでいきます。
4. 不況だとしてもやるべきことをやれば就活はうまくいく
不況のせいで、第1志望の会社にいけないかもしれないと思うかもしれません。
ですが、やるべきことをしっかりやれば希望の会社に行ける可能性が上がります。
採用枠が減ったとしても、企業側が「この学生いいな」と思えば採用するはずです。
そのために、自己分析と企業分析は何度もやりましょう。
5. 行きたい企業がない人は「隠れ優良企業」を狙うとよい
企業分析をやっても行きたい企業が見つからないという方は、隠れ優良企業を探してみるとよいと思います。
特に、将来関わりたい業界や業種がないという人は多いと思うので、まったり働ける会社を探してみるとよいかもしれません。
どんな仕事でもやってみると面白さがわかってくるはずなので、まずは待遇がよい優良企業を探してみるとよいと思います。
6. 将来働きたくないという人は多いはずだけど…
「将来は働かずにお金だけをもらいたい」と思う人は多いかもしれません。
ですが、今の世の中は「働かないとお金がもらえない」という仕組みで成り立っています。
そのため、「いかにしてお金を稼ぐか」ということを考えなければなりません。
そして、最も一般的なのが、サラリーマンとして働くことです。
確かにいろいろと問題はありますが、働きやすい企業で働けるというのが一番幸せなことなのではないかと思います。
考えてみて欲しいのですが、働かずに好きなことだけをして生きていくのはなかなかつらいと思います。
1日中読書やゲームをして寝る。旅行にも行って好きなものを食べる。
確かに楽しいと思いますが、いつかは飽きると思います。
そして、「何かが違う、楽しいけど心が満たされない。」と思うかもしれません。
そう思う理由は、生活に抑揚がないからです。
ずっと好きなことをしていたらその好きなことがいずれ楽しくなくなってしまいます。
逆に毎日仕事をし、久々に好きなことができると、ものすごくうれしい気持ちになると思います。
こう考えてみると、働くことは幸せになるための足掛かりだと思いませんか?
お金がもらえて、休日は好きなことができる。しかも、たまにしかできないことだからものすごく楽しい。
ここに書いたことはまさにポジティブシンキングで考えたことなのですが、「働くことで幸せになれる」と少しは思えてきませんか?
ものごとのよい所を見てみると、心がすっきりしてくると思います。
働くことはそこまでひどいことではないかもしれません。
まとめ
今回は、不安を感じることのメリットや働くことの意味を紹介しました。
不安を感じたときは、その原因を考えてみてどうすれば改善できるか?ということを考えてみると、心が落ち着くと思います。
そして、課題を乗り越えると成長することができるので、不安をそのままにせず「なぜ不安を感じているのか?」と考えてみるとよいです。