就職四季報がマジで必要な3つの決定的な理由がこちら

rukawa

BtoBのメーカーに勤めています。就活では企業研究に100時間ほどかけたので、その経験をもとに隠れ優良企業や就活に役立つ情報を紹介しています。 YouTubeで動画投稿もしているので、よかったら見てみてくださいね。

本記事の流れ


就活をしていると、

「就職四季報は買うべきか?」

「どんなメリットがあるのか?」

と思うことがあるかもしれません。



そこで、この記事では、

「就職四季報が必要な3つの理由」

「就職四季報のおすすめの使い方」



を紹介します。




就職四季報とは?


就職四季報は東洋経済新報社が出版している本です。
合計で4冊あります。


大手企業の情報が掲載されている
総合版

中堅企業の情報が掲載されている
優良・中堅企業版

女性が働きやすい企業についての情報が掲載されている「女子版

企業のインターンシップについての情報が載っている
企業研究・インターンシップ版



定価は1500円~2000円です。


「総合版」「優良・中堅企業版」にはそれぞれ1300, 5000社の企業情報が書かれているため、コスパがよいです。


毎年12月ごろに最新版が発売されますが、1年前の就職四季報を使っても問題はありません。




就職四季報に記載されている企業情報の一覧


就職四季報を読むと、以下の情報を知ることができます。


・事業内容

・平均年収

・残業時間、残業代

・3年後離職率

・採用人数

・採用倍率

・有給休暇の取得日数

・採用大学

・売上高

・海外売上比率

・平均勤続年数

・初任給

・選考情報

・インターンシップ情報

・求める人物像

・採用プロセス、エントリーシートの通過率、面接回数、選考のポイントなど

・勤務地、配属先

・「平均年収、平均勤続年数、新卒定着率、採用人数、有給休暇取得日数、平均年齢が低い企業」などの企業ランキング

・企業が掲載したくないようなマイナスの情報





就職四季報が必要な3つの理由




1. 数千社の企業情報が書いてある


「就職四季報 総合版」には約1300社、「就職四季報 優良・中堅企業版」には約5000社の企業情報が書いてあります。
ネットで調べるよりも網羅的に調べることができるので、見落としがなくなります。


確かに、企業数が多いのですべてを見るのは難しいですが、業界を絞ればサッと見終えられるはずです。
リクナビやマイナビで企業を調べるよりも効率的だと思います。


特に、平均年収や3年後離職率、倍率や採用大学の情報などを知ることができるので、とてもおすすめです。




2. 業界ごとに効率的に情報を集められる


数千社の情報が書かれていますが、業界ごとに書かれているのでサクッと読むことができます。


もしメーカーに興味があるなら、「化学、機械、精密機器」などと細かく分かれているので、分野ごとに見ていくという使い方もできます。


すべての業界の企業情報が書かれているので、今までは興味がなかった業界を見つけられるかもしれません。




3. ホワイト企業orブラック企業かどうかを見分けられる


就職四季報に書かれている情報を手掛かりに、その企業がホワイトなのかブラックなのかを予想することができます。
その情報とは、たとえば、「3年後離職率、平均勤続年数、残業時間、有給休暇取得日数」などです。


3年後離職率は0%に近いほどよいですが、20%以下なら問題ないと思います。
30%を超えるとグレー・ブラック企業の可能性があります。


平均勤続年数については、年数が長いほど優良な企業といえます。
15年以上あれば働きやすい企業だと思います。


残業時間も少ないほどよいですが、月30時間くらいなら平均的です。


有給休暇取得日数については、日数が多いほどホワイトな傾向が強いです。
平均は10日なので、15日以上あれば多いといえます。


ちなみに、就職四季報の企業情報の中に「NA」と書かれていることがあります。
これは「No Answer」という意味で、企業が情報を公開していないという意味です。


なぜNAにしているかというと、その情報が企業にとってマイナスだからです。


たとえば、もし3年後離職率が高かったら、就活生に敬遠されてしまいます。
そこで、NAにすることで、企業のイメージを悪くしないようにしているのです。


とはいっても、NAの項目が多い企業はどちらにしても、就活生から敬遠されてしまうと思います。
NAが多いほど、その企業はブラックかもしれないと思いながら、企業研究をしてみてくださいね。




就職四季報のおすすめの使い方


就職四季報のおすすめの使い方は2つあります。



1. 基準を決めて調べる


最初はパラパラめくり、気になる業界や企業を見ていきます。


ある程度見ていくと、

「この業界がよさそうだな」

と分かってくると思います。


そしたら次に、自分の中で基準をいくつか作り、また探していきます。



例えば、

・年収700万円以上

・残業月30時間以内

・3年後離職率10%以内

などです。


ここは皆さんの好みで大丈夫です。
基準を決めたら、あてはまる企業を探していきます。


少しでも「いいな」と思う企業があれば、紙に書き出しましょう。




2. OpenWorkとセットで調べる


OpenWorkとは、企業の口コミが書かれているサイトのことです。
このサイトと就職四季報を一緒に使い、企業を調べていくのがおすすめです。


実は、就職四季報には様々な企業情報が載っている代わりに、社風やワークライフバランスなどの細かい情報は書かれていません。


ですが、OpenWorkには「社風やワークライフバランス」が書いてあり、ほかにも「年齢ごとの年収」「企業の強み・弱み」なども書かれているので、企業のことを詳しく知ることができます。





まとめ


今回は、就職四季報が必要な3つの理由や、就職四季報のおすすめの使い方を紹介しました。

就職四季報は2000円しますが、企業情報を網羅的に知ることができるので、ぜひ使ってみてくださいね。


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